春競馬最大の祭典である日本ダービー(東京優駿)が5月26日にいよいよ開催される。
1780年にイギリスのダービー卿により創設され、日本にも明治時代に伝わり令和の時代まで綿々と日本最高のレースとして受け継がれている日本ダービー、昨年は福永祐一騎手の悲願の初制覇が印象的でした。初めて乗ったキングヘイローから数えて19回目の挑戦で悲願のダービージョッキーとなりました。3歳馬が一生に一回だけ挑戦できるクラシックディスタンスということで、関係者も一年で最も力の入るレースかなと思います。近年は特に実力馬がその持てる力を発揮するレースという傾向が強くなっています。
今年の見どころはサートゥルナーリアを負かす馬はどの馬なのか?
今のところ抜けているこの馬と、それに立ち向かうライバルたちの勝負が見どころだと思います。
日本ダービーの過去10年の傾向
人気から見る傾向
1番人気馬【3・1・3・3】
2番人気馬【2・1・0・7】
3番人気馬【3・2・1・4】
5番人気馬【1・4・0・5】
7番人気馬【1・0・1・8】
騎手別
横山典弘【2・0・0・6】
岩田康誠【1・1・1・6】
C.ルメール【1・1・1・1】
福永祐一【1・1・0・8】
蛯名正義【0・2・1・6】
前走レース別
皐月賞【9・7・4・65】
京都新聞杯【1・1・1・19】
青葉賞【0・2・3・21】
プリンシパルS【0・0・2・8】
NHKマイルC【0・0・0・26】
注目データ
日本ダービーグッドデータ↓↓
●皐月賞組
過去10年で9勝、3着以内20頭。
1着馬(2・2・2・4)サートゥルナーリア
2着馬(1・1・0・8)ヴェロックス
3着馬(2・1・0・5)ダノンキングリー
●関西馬
勝利数(関西7勝:関東3勝)
連対数(関西15勝:関東5勝)
3着以内の数(関西20頭:関東10頭)
●内枠
1枠:優勝馬4頭、3着以内7頭。
ロジャーバローズ、ヴィント
2枠:3着以内4頭。
エメラルファイト、サトノルークス
4枠6枠:3着以内5頭ずつ
ダノンキングリー、メイショウテンゲン、レッドジェニアル、アドマイヤジャスタ
8枠:2頭
●強い枠①②⑥
ロジャーバローズ、ヴィント、エメラルファイト、サトノルークス
●強い馬番①③⑦⑫
ロジャーバローズ、エメラルファイト、ダノンキングリー、アドマイヤジャスタ
日本ダービーバッドデータ↓↓
●青葉賞組
勝ち馬なし。2着3着。
ランフォザローゼス、リオンリオン
●プリンシパルS組
3着2頭のみ。
マイネルサーパス
気になる出走馬分析
サートゥルナーリア
ご存知、無敗の皐月賞馬。朝日杯フューチュリティステークス以来、約四ヶ月の休養を挟んでの制覇は異例と言える。一度使った反動もなく、上積みの方が絶大だと思われる。問題点は東京コースと左回りを経験していないことぐらい。ただ、皐月賞の勝ち方がこれまでと違い4角で大外を回っての完勝だっただけにその心配も杞憂に終わる可能性の方が高い。騎手についてはルメールからの乗り替わりは不安材料ですが、乗り替わるのがオーストラリア期待のホープであるレーン騎手で、競馬関係者からも「レーンは本当にうまい」という評価がでるほどその腕は保証されています。来日直後さっそくビクトリアマイルを制覇するなど、日本競馬への適正も不安が無いでしょう。走り方を見た限りでは距離は2400までなら大丈夫だと思う。
戦績、血統、騎手と、不安要素が一切なく、ここはあえて逆らう必要がないのでは、と思えるくらいの盤石の本命馬です。
ヴェロックス
前走の皐月賞では、圧倒的一番人気のサートゥルナーリアを脅かした馬です。ヴェロックス自体もあまりスムーズな競馬ができず、道中包まれながら苦しい展開の中抜け出してきて、若干脚を余したところもあり、もしサートゥルナーリアを逆転することがあるとしたらこのヴェロックスか?と思わせる競馬に感じました。
今の東京コースは先週のオークスの結果を見てもわかる通り走破時計が歴然に速い。とにかく堅くて軽い芝になっている。あまりにも後方からの追い込みとなるとしんどいが、オークスで2着になった人気薄のカレンブーケドールのように勝負根性と切れ味があれば間違いなくフィットするはず。スローにはならないと思うので、好位からの差しが決まる可能性が高いだろう。競馬の内容で言うと、マカヒキの勝った三年前に近い展開になりそうな気がする。ヴェロックスの競馬は鞍上が川田将雅である点もあって、非常にマカヒキを彷彿とさせる。皐月賞2着馬のダービー制覇も過去には多いので期待大である。
ダノンキングリー
前走の皐月賞では、サートゥルナーリアやヴェロックスには遅れを取ったものの、このダノンキングリーもタイム差なしの僅差の三着に粘り込みました。4着に入線したアドマイヤマーズがNHKマイルカップに転戦し見事に勝利を上げたように、皐月賞上位馬の実力については疑う余地がありません。ダノンキングリーも前走の競馬を見ると伸びしろがどこまであるかは不安ですが、左回りの重賞共同通信杯を快勝しており、東京コース左回りへの適正については一番期待できる馬かもしれません。
アドマイヤジャスタ
ホープフルの2着馬でサートゥルナーリアと0.2秒差の接戦での2着なので評価してもいいと思います。
皐月賞は惨敗してしまいましたが距離が400メートル伸びるダービーはこの馬にとってはプラスに働くと思っています。
さらには乗り替わりでデムーロ騎手が乗ることになっています。
デムーロ騎手も最近やっとトンネルを抜けたと思うのでここは勝ちにこだわると思います。
シュヴァルツリーゼ
皐月賞では全然ダメだったのですが弥生賞での走りには衝撃的なものがありました。
左回りが得意なハーツクライ産駒の距離延長の今回は少し狙いたいと思います。
まだまだ右に左によれる部分を見せてるためそこが不安要素ですが、改善されていればかなり強い馬だと思います。
鞍上の石橋騎手は去年のダービーでコズミックフォースで大穴を開けているので今年も何かありそうな予感がします。
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