2020年東京新聞杯の予想考察。過去の傾向と出走馬分析

東京新聞杯での最近の勝ち馬がインディチャンプ、リスグラシューと後にG1馬になっているということで注目のレースです。思い出のレースはスマートレイアーが勝った2016年です。追い込み馬が急に逃げての勝利には驚かされました。

東京新聞杯 過去10年の傾向

人気から見る傾向

1番人気馬【1・1・2・6】クリノガウディー

2番人気馬【2・0・2・6】ヴァンドギャルド

3番人気馬【3・1・0・6】レッドヴェイロン

5番人気馬【2・3・1・4】レイエンダ

騎手別

福永祐一【2・0・0・2】ヴァンドギャルド

岩田康誠【1・1・1・3】シャドウディーヴァ

蛯名正義【1・1・0・5】該当馬なし

北村宏司【0・0・0・9】ドーヴァー

前走レース別

エリザベス女王杯【3・0・0・1】該当馬なし

ニューイヤーS【2・3・2・16】該当馬なし

元町S【2・0・0・2】該当馬なし

京都金杯【1・2・3・39】ドーヴァー

注目データ

東京新聞杯 グッドデータ↓↓

●3・5番人気
いずれかが7回3着以内
レッドヴェイロン、レイエンダ

●前走
エリザベス女王杯
(3・0・0・1)
該当馬なし

●4・6歳
4歳5勝
ヴァンドギャルド、サトノアーサー、ケイデンスコール、シャドウディーヴァ、クリノガウディー

●1~3枠
半数

東京新聞杯 バッドデータ↓↓

●1番人気馬
12連敗中
クリノガウディー

●前走
GⅡ
※阪神C除く(1・0・4・8)
該当馬なし

●7歳以上
クルーガー、ロワアブソリュー、キャンベルジュニア、ゴールドサーベラス、ドーヴァー

●7枠
(0・1・1・18)

●騎手
北村宏司(0・0・0・9)ドーヴァー
浜中俊(0・0・0・3)該当馬なし

●距離延長馬
該当馬なし

●440キロ未満
2着1回のみ
該当馬なし

気になる出走馬分析

レッドヴェイロン

マイルチャンピオンシップからの出走馬が多いですがどの馬も安定感、能力に欠ける状況なんで実績的には少し物足りないですが一番軸にしやすい印象。アーリントンカップ3着、NHKマイルカップ3着と重賞でも十分活躍しています。前走のキャピタルステークスでは2着と敗れはしましたが不良馬場の中でも堅実に2着を死守する辺りがこの馬の凄さだなと感じています。東京競馬場でも1着2回、2着1回、3着1回と馬券内に全て来ていますし、鞍上もルメール騎手ということで大崩れはなさそうです。

ヴァンドギャルド

この馬も1600万を勝ち上がっての挑戦で現在3連勝中ということで勢いに乗っている点がいいですね。重賞挑戦にしても2歳時には東京スポーツ杯2歳ステークス3着、3歳時に毎日杯3着と能力の片鱗を見せていました。前走のウェルカムステークスでは重馬場前残りの中でもキッチリ差し切っていて着差以上いレースだったと思います。ヴァンドギャルドは東京新聞杯で6年連続で馬券内に来ているディープインパクト産駒。やはり東京の長い直線はディープインパクト産駒はいいですし、ヴァンドギャルド自身も東京の芝はウェルカムステークス1着、東京スポーツ杯3着とフィットしています。面白い存在になってくれると思います。東京新聞杯2勝している福永祐一騎手もこのコースは手中に入れているので楽しみです。

プリモシーン

マイルチャンピオンシップは0.9秒差の11着。GⅠということを考えればそれなりの成績だと思います。ヴィクトリアマイルカップでの2着があるということでポテンシャルはかなり高い馬だと感じています。ただ成績を見ても分かりますが一番人気での大敗など安定感はない馬ではあります。ただGⅠでの成績を見る限り一発は持っている馬なんで注意は必要な馬だと思います。鞍上もデムーロ騎手ということで安定感はないですが重賞での強い騎手なので面白いコンビだと思っています。

レイエンダ

ルメールから丸山騎手に乗り替わりとなったのがレイエンダ。元々、ルメール騎手を主戦に配する程能力が高い藤沢厩舎の馬。中々、兄であるレイデオロの様にビッグタイトルにはたどり着けませんが、東京の重賞で1.1.0.1と6割以上の連対率を誇っているので、ここはあっさりと勝ってもおかしくありません。相手関係からしても実力は上位なのは間違いないので相手には入れておきたい1頭です。如何にも条件戦を連勝してきて、人気先行のヴァンドギャルドが人気を吸ってくれるのであれば、ここはシンプルに相手筆頭としてこの馬を推したいところです。

クリノガウディー

明け4歳馬で一番成長が見込める馬。鞍上が何をするのか分からない横山典弘と言うのも怖いところです。右回りの朝日杯フューチュリティステークスの好走のイメージが強い馬ですが、ここ数レースは回りのマイルで差のない競馬をしています。強力な相手がいない状況の今回は、GⅠで2着の実績を持つ同馬が突き抜けても何らおかしくは無いでしょう。同じスクリーンヒーロー産駒である2歳時から活躍していたモーリスも4歳以降に本格化をしたので、ポテンシャルの高いクリノガウディーにも期待です。荒れ要素を狙うならこの馬から行ってみるのも良いでしょう。

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