2019関屋記念の予想考察。過去の傾向と出走馬分析

関屋記念は毎年夏の新潟開催で行われるサマーマイルシリーズ第2戦となる関屋記念です。時期的に猛暑の中で行われる重賞ということで超一流馬の参戦はあまりありませんが、ここを勝って秋のG1戦線に参戦してくる馬もいるので、目が離せないレースです。

新潟コースなだけあって、最後の直線では先行馬と差し馬による攻防が見どころになります。昨年はプリモシーン、ワントゥワン、エイシンティンクルと先週17歳の若さで天へ旅立った無敗の3冠馬ディープインパクト産駒のワンツースリーで決まりました。ディープインパクト産駒は過去にドナウブルーやダノンシャークが馬券になるなど、関屋記念は相性のいいレース。今年は現時点で7頭のディープインパクト産駒が登録しています。偉大なる父へ勝利を捧げることは出来るのか?

関屋記念の過去10年の傾向

人気から見る傾向

1番人気馬【2・3・1・4】

2番人気馬【2・2・0・6】

3番人気馬【1・0・3・6】

4番人気馬【3・1・0・6】

騎手別

北村宏司【3・1・1・2】

内田博幸【1・1・1・5】

田辺裕信【1・0・0・5】

石橋脩【0・0・1・6】

前走レース別

中京記念【2・4・2・36】

安田記念【2・1・0・6】

NHKマイル【1・0・1・3】

七夕賞【1・0・0・4】

注目データ

関屋記念グッドデータ↓↓

●重賞勝利馬
勝利馬10頭中9頭が重賞勝利馬

●前走マイル以上
3着以内馬30頭中25頭が前走マイル以上
1800m・2000mは8頭でマイル組が良さそう

関屋記念バッドデータ↓↓

●6歳以上
4・5歳で21頭。
6歳以上は6頭。

気になる出走馬分析

ケイデンスコール

3歳馬であるこの馬は、今回は5月のNHKマイルカップ2着以来のレースになります。何と言ってもG1で2着した実績に注目が集まるところで、3か月ぶりのレース、さらには初の古馬混合戦への出走と課題はあるものの、期待のほうが大きいということが言えるでしょう。また、昨年新潟2歳ステークスを今回と同じ舞台で勝っているというコース相性の良さはアドバンテージになると思われます。差しタイプの脚質ということで展開がスローで流れた時の懸念もありますが、そこは直線の長い新潟ということで、じっくり末脚をためての追い込みに期待したいところです。昨年の新潟2歳ステークス勝ちの際は、上がり3ハロン33秒1の末脚を繰り出しました。

昨年の新潟2歳ステークスの覇者でNHKマイルC2着。右回りの朝日杯FSや毎日杯では敗れましたが、左回りに戻ってからは見違えるような末脚を発揮しました。近親にバランスオブゲームやフェイムゲームのいる血統。GⅢなら主役になれるか。

サラキア

この馬は3歳時、秋華賞4着とG1で好走した実績がある4歳牝馬です。古馬になった今年は京都金杯で7着ながら勝ち馬とわずか0.4秒差に好走し、その後も重賞で2走連続勝ち馬から0.4秒差と差のないレースをしています。従って牡馬混合の重賞でも十分に好走できる実力は兼ね備えており、今回は6月の東京のエプソムカップ2着の雪辱を果たすべく、待望の重賞勝ちに期待がかかります。新潟コースが初めてという不安はありますが、デビューからこれまでの実績から無視の出来ない1頭だといえます。

ミエノサクシード

イメージ的には穴馬的な扱いになりますが、今年に入ってからの成績を振り返ると、京都金杯3着(11番人気)、阪神牝馬ステークス3着(9番人気)、ヴィクトリアマイル6着(17番人気)、中京記念4着(4番人気)と、重賞でなかなかいい成績を残していることが分かります。後方一気の追い込み脚質ということであてにしづらいタイプとも言えますが、1発の期待もかけてみたい馬で、直線の長い新潟の舞台はこの馬には最適な条件だということが出来ます。ちなみに新潟の芝コースでは過去に勝った実績もあるので、コース相性は問題ありません。また、マイル戦の持ちタイムは1分31秒1と今回の出走馬中1位という点も見逃せません。6歳牝馬ですが衰えるどころか今は充実期に入っているように見えます。

近走は出遅れが目立つものの、直線確実に伸びてくる鋭い末脚が特徴です。また、中長距離馬の多いステイゴールド産駒ですが、近年ではインディチャンプやアドマイヤリードなど、マイラーも増えてきています。ミエノサクシード自体、母系にダンチヒも入っており、マイル適正が非常に高い血統構成となっております。鋭い差し足が直線炸裂するかも。

エントシャイデン

前走で中京記念を走っていた馬は過去5年で7頭が馬券に絡んでいます。中でも中京記念を敗れた馬の巻き返しが目立ちます。エントシャイデンはディープインパクト産駒で中京記念は0.5秒差の7着。相性のいい父に加え、プリンスリーギフトなど短距離適正の高い血を持つ馬も、過去にクラレントやレッドアリオン、リザーブカードなどが好走しています。先日の函館2歳ステークスでは半弟のビアンフェが優勝しており、兄もこれに続くか?

フローレスマジック

当馬もディープインパクト産駒。前走マーメイドステークスは13着と大敗しましたが、2000mが合わなかった模様。マイル戦の複勝率も高く、好条件となる今回は見直しが必要です。母父にストームキャットと短距離適正の高い血を持っていることも良いです。

ミッキーグローリー

ディープインパクト産駒で昨年11月のマイルCSから9カ月の休み明けになります。昨年、京成杯オータムハンデを経て、出走したマイルCSでは0.5秒差の5着と好走。休み明けが(0.1.1.1)、2戦目が(3.0.0.0)と叩き良化型ではあります。目標は秋のマイルCSだと思いますが、こちらも鋭い末脚が持ち味なので、休み明けとはいえ、無様なレースはしないはず。

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