天皇賞春の予想考察。過去の傾向と出走馬分析。

4月28日は天皇の退位の最後の天皇賞です。平成最後のG1にふさわしいレースとなりそうです。

これまでに数々の名勝負を生み出してきたこのレースは、近年は人気上位馬が勝つことが多いが時々2桁人気馬が馬券にからみ波乱を演出することも多く、道中の駆け引きや配当面などにおいても予想に力の入るレースの印象です。

平成最後の天皇賞春!馬券を的中させて締めくくりたいところです。

考察

天皇賞春の過去10年の傾向

人気から見る傾向

1番人気馬【1・1・0・8】

2番人気馬【5・0・2・3】

3番人気馬【0・4・1・5】

4番人気馬【1・3・1・5】

12番人気馬【1・0・1・8】

騎手別

武豊【2・1・1・4】

蛯名正義【2・1・1・4】

岩田康誠【1・1・0・7】

松岡正海【1・1・0・2】

川田将雅【0・0・0・10】

前走レース別

日経賞【3・3・2・47】

阪神大賞典【3・2・5・48】

大阪杯【3・3・1・10】

京都記念【1・1・0・4】

ダイヤモンドS【0・1・0・13】

注目データ

天皇賞春グッドデータ↓↓

●武豊
初騎乗から25回で(8・6・4・7)複勝率72%
該当馬なし

●2400m以上の実績
リッジマン、メイショウテッコン、グローリーヴェイズ、パフォーマプロミス、ユーキャンスマイル、フィエールマン

●2・3番人気馬
過去20年
2番人気3着以内(7・2・5・6)
3番人気3着以内(1・8・1・10)

●ステイゴールド、ハーツクライ産駒
ステイゴールド(4・0・1・12)
ハーツクライ(0・5・3・13)
チェスナットコート、エタリオウ、カフジプリンス、パフォーマプロミス

●前年の好走馬で人気薄の馬
クリンチャー

●強い枠①②⑥
チェスナットコート、エタリオウ、パフォーマプロミス、ユーキャンスマイル

●強い馬番①②⑥⑫
チェスナットコート、エタリオウ、カフジプリンス、クリンチャー

フルゲートに置き換え
チェスナットコート、エタリオウ、リッジマン、ヴォージュ、ケントオー、クリンチャー

天皇賞春バッドデータ↓↓

●7・8・枠
オルフェーヴル、ゴールドアクターなどの人気馬が敗北
フィエールマン、ケントオー、クリンチャー、ロードヴァンドール
※今年は少頭数。

●前年敗北の1番人気馬
該当馬なし

●ダイヤモンドS・ステイヤーズS組
リッジマン、ヴォージュ、ユーキャンスマイル

気になる出走馬分析

フィエールマン

前走のAJCCこそやや物足りない走りでしたが、あくまで一叩きと考えればあんなものではないかとないかと思います。去年の菊花賞では、近年にも類を見ないような超が付くスローペースの中何とか折り合いをつけ、最後は末脚を爆発させ皆をあっと言わせる劇的な勝利でした。元々ラジオNIKKEI賞の負け方を見ても距離不足や展開面でのあやで負けたということが明白で、個人的には菊花賞での7番人気というのは不当な低評価であったと考えられます。今回も名称てっこんが逃げることが予想されますが、1頭逃げるであろう馬がいると超スローになりがちなのが近年の長距離レースの傾向です。その超スローで勝ち切った経験が活きるのではないかと考えています。G1レースの時期に合わせるように調子を上げてきたルメール騎手というのももちろん魅力の1つでしょう。最強世代の代表としてここは負けられない1戦となります。

エタリオウ

前走の日経賞で2着で、重賞4度目の2着と、2着が定番になってきていますがそれだけ崩れずに安定している証拠でもあります。
近10年で4勝しているステイゴールド産駒ですので、ここではじける可能性は十分にあると考えています。最近不調なのではと言われているM.デムーロ騎手がどのような騎乗を見せてくれるのかも注目だと思います。

ユーキャンスマイル

この馬も最強4歳世代の一角で、菊花賞でも3着に食い込み波乱を演出しました。その菊花賞上位組という事もありますが、ここに来ての上昇度に期待してしまいます。菊花賞でも道中しっかり我慢できていましたし、前走のダイヤモンドSでは後方からでしたが慌てることなく道中を進み、直線では余裕のある勝ちっぷりを見せてくれました。前走の末脚は、母のムードインディゴも見せた大一番での末脚を再現するようなものでここに来ての成長が見受けられるものでした。同馬主のシャケトラが残念なことになってしまいましたが、その分の意志を継ぎ激走することを信じています。

気になる点は、過去10年キングカメハメハ産駒は1頭も馬券になっていない点です。

メイショウテッコン

展開の鍵を握るこの馬も、抑えておきたい1頭と言えます。ラジオNIKKEI賞ではフィエールマンを、前走日経賞では武豊騎手の素晴らしい騎乗で逃げ切っての勝利です。2着馬は今回のレースでも人気が予想されるエタリオウでとても価値のある勝利だったと思います。

展開が味方すれば大物食いをするという所を何度も見せられています。超スローに落とすのか、途中でペースを上げていくのか、どちらにしても気分よく走らせれば簡単に交わせる馬ではないだけに、非常に不気味な存在と言えます。

気になる点は、今回距離も長くなることと、鞍上が武豊騎手から福永騎手に乗り替わりになることですが、十分にチャンスはあると思います。

クリンチャー

前走の日経賞は7着でした。途中海外挑戦などもありましたが、1年前の天皇賞春の3着以降馬券圏内には来ていませんが、このレースはリピーターがくることも多いレースなので、近走の成績であまり人気が高くならないとも思うのでおさえておきたい1頭です。

カフジプリンス

近5年連続で馬券圏内にきているハーツクライ産駒の1頭で、その上近5年で8頭も馬券圏内にきている前走阪神大賞典組です。その中で勝ったシャケトラは先ほども書いた通り残念なことになってしまったので、この中で最先着の2着ですのでチャックしておきたい1頭です。

グローリーヴェイズ

京都2400mの日経新春杯の勝ち馬で、去年の菊花賞でも5着と力のある馬です。予定されていた川田騎手が騎乗停止になってしまって、これを書いてる時点でだれか乗るのかまだ決まっていないようですがおさえておきたい1頭です。以上が現時点で馬券に含めたい馬です。

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