弥生賞の傾向と出走馬メンバー分析 軸馬穴馬予想

春の中山、阪神開催が開幕し、いよいよトライアルレースのシーズンとなりました。
3月3日は皐月賞の最有力トライアル、弥生賞。皐月賞と同じ中山2000メートルが舞台です。
昨年の覇者のダノンプレミアムは惜しくも皐月賞は回避となりましたが、二着のワグネリアンはその後ダービーを制覇。
頭数は手ごろでもこの世代の第一線が揃う、高水準のレースです。

過去には2016年の勝ち馬マカヒキが後にダービー馬になるなど今後を占う意味でも注目の一戦になる。
また、去年まで3年連続でディープインパクト産駒が勝っているレースです。

今年の弥生賞を考察してみたいと思います。

考察

弥生賞の過去の傾向

人気から見る傾向

過去10年

1番人気馬【6・1・0・3】

2番人気馬が2勝。

6・9番人気馬が1勝ずつ。

1・2番人気とも馬券になったのは4回

揃って飛んだのは1回

軸は上位のうち1頭で相手は、4・5番人気か?

所属別

関東馬【4・2・5・41】

関西馬【6・8・5・46】

3着以内30頭の東西別成績は関東11頭関、西19頭。関西馬優勢。

騎手も関東13頭、関西17頭で関西優勢。

キャリア別

4戦馬【4・1・3・16】

3戦馬【3・4・3・21】

1戦馬【0・0・0・5】

前走レース別

朝日杯FS組【2・3・3・3】

若駒S組【2・1・0・1】

東スポ杯2歳S組【1・1・0・0】

3着以内率、朝日杯8頭で断然。

OP特別は若駒Sの優勝馬のみ狙いだが、今年は若駒S組はいない。

コース巧者には注意。葉牡丹賞、京成杯など。人気薄の激走馬に共通しているのが「中山好走歴がある」点だ。

葉牡丹賞優勝のコスモオオゾラが9番人気で優勝。
アスター賞優勝のミヤジタイガ10番人気で2着。
京成杯3着のプレイが7番人気で2着。
ホープフルS2着のジャンダルムが4番人気で3着。

気になる出走馬分析

ニシノデイジー

思えば昨夏から昨秋にかけては、期待の有力馬に外国人ジョッキーがまたがり、次々と重賞レースを勝ち取っていきました。

そんな流れにあって、ニシノデイジーは勝浦騎手を背に札幌2歳ステークス、東スポ杯2歳ステークスを人気薄で連勝しました。
その後挑戦したホープフルステークスでは3着。勝ちきるところまではいきませんでしたが、同世代の第一線級が揃う中で上がり最速タイの末脚で馬券内を確保し、前2走が決してまぐれでなかったことを証明しました。

谷川牧場というマイナーな生産牧場の出身、さらに非外国人ジョッキーが主戦とあってあまり人気になりませんが、三度連続の重賞馬券圏内の実績はここでは見劣りしません。馬券としても狙い目かもしれません。

ラストドラフト

こちらは押しも押されぬ良血の素質馬。母マルセリーナはディープインパクトの初年度産駒として桜花賞勝ち。デビュー間もない時期から完成度の高さを示しました。

父ノヴェリストはヨーロッパで活躍した名馬。イギリスのキングジョージなどを制しました。
日本で供用されて間もないノヴェリストに初の重賞勝ちをプレゼントしたのがこのラストドラフトです。

新馬勝ちに続いて前走重賞の京成杯を先行押し切りの強い競馬で快勝し、素質の高さを見せつけました。
2連勝と順当に勝ち進み、まだ底をみせていない魅力、京成杯でみせた中山2000メートルへの適性、さらに新馬戦から手綱を取るのがルメール騎手であるなど、馬券から外せない要素の多い一頭です。

クリノガウティー

前走の朝日杯フューチュリティステークスは、その前の東スポ杯2歳ステークスの凡走から、ほとんど注目されていませんでしたが、そうした低評価を覆し、好位追走から2着になだれ込みました。

前走をどのように評価すべきかはなかなか難しいところで、さらに弥生賞の距離と舞台適性は未知数ですが、それだけに穴馬として面白い存在です。

父馬のスクリーンヒーローは自身も意外性の多い戦歴を残し、さらに種牡馬になってからもモーリスやゴールドアクターなど、決して良血ではありませんが、勢いづくと止まらないような渋い戦績を残す名馬を輩出しています。

クリノガウティーも同種牡馬の産駒として、穴馬の資質を持っているのではないでしょうか。
同馬が連対した二戦はともに一番枠に入っていたことも重要です。
内枠から先行し、そこから粘りこむ競馬によって持ち味を発揮できるとすれば、今回の弥生賞の枠順も要注意です。

印と買い目はLINE@で週末に配信します!
お友達登録をしてお待ちください(^^)/

重賞以外の一押しレースも配信中!

ブログでは話せないマル秘情報発信中↓

友だち追加