2019菊花賞の予想考察。過去の傾向と出走馬分析

10月20日は京都競馬場で菊花賞が開催されます。クラシック3冠の中でも強い馬が勝つと昔から言われているレース通り、驚異的なレコードや世界に挑戦した馬まで幅広いタイプの馬を輩出していますが、今年はどんな馬がここから出世していくのでしょうか。

近年は日本ダービーを勝った馬が出走しないということがよく起きており、割と混戦模様になることが多いです。
そして、3000mを走り切るだけのスタミナをきちんと備えているのか?という部分も判断しないといけませんから、未知数の部分もあって、予想は難しいです。
それでは考察していきましょう!

菊花賞 過去10年の傾向

人気から見る傾向

1番人気馬【5・1・1・3】

2番人気馬【0・3・0・7】

3番人気馬【1・0・2・7】

5番人気馬【1・2・0・7】

7番人気馬【2・1・2・5】

1番人気強し。
7番人気強し。

騎手別

C.ルメール【2・0・1・1】

福永祐一【1・2・1・6】

M.デムーロ【1・1・0・3】

川田将雅【1・0・0・7】

武豊【0・1・2・6】

岩田康誠【0・1・0・8】

前走レース別

神戸新聞杯【7・6・4・49】

セントライト記念【1・3・1・46】

札幌記念【0・1・0・2】

ラジオNIKKEI賞【1・0・0・0】

注目データ

菊花賞 グッドデータ↓↓

●神戸新聞杯組
優勝馬: 【4・1・1・2】
2着馬: 【1・4・0・4】
3着馬: 【2・0・1・5】

●ディープインパクト産駒
3着以内6頭

●7番人気
【2・1・2・5】
半数が3着内

●前走3着以内
3着以内馬30頭中、27頭が前走3着以内

●460キロ~518キロ
3着以内馬30頭中25頭が460キロ~518キロ

菊花賞 バッドデータ↓↓

●関東馬
3着以内2頭のみ
フィエールマン、ゴールドアクター
消し

●乗り替わり
3着以内回数
継続騎乗:24頭
乗り替わり:6頭

●8枠
3着以内2頭のみ
消し

●マイル以下出走馬
3着以内馬
30頭中22頭はマイル以下経験なし

●2ケタ増減
13頭全滅

気になる出走馬分析

ヴェロックス

皐月賞2着、日本ダービー3着と世代では上位ですし、いずれのレースでもヴェロックスに先着した馬は菊花賞には出走しません。
したがって、このレースではヴェロックスが中心になることは間違いないでしょう。
これまで安定した成績を残しているのが強みだけに、菊花賞の舞台でも馬券に絡む活躍をする可能性は非常に高いと思います。
ただ、この馬は今のところ、GⅠはおろか重賞も勝っていないということで、ここ一番でなかなか勝ちきれない部分があるのです。
上位にはきそうだけど、優勝はどうか?という点も感じさせる馬だと思いますから、馬券圏内に来る可能性は高いと思うものの、1着の可能性はそこまで高くはない気もします。

ヒシゲッコウ

春はクラシックに出走していないので、皐月賞や日本ダービーに出ていた馬との実力がどうなのか?というのは未知数です。
ただ、ここまで4戦3勝で、勝ったレースは強い内容でしたから、夏から秋にかけての成長力があれば、菊花賞の舞台でも十分に活躍できる可能性があると思います。
そして、鞍上はスミヨン騎手ですから、そこも期待させてしまう要素と言えます。
この馬も重賞勝ちがないですけど、菊花賞の大舞台でいきなり花開く可能性はありますし、馬券圏内に来る可能性はあるのではないか?と思います。

サトノルークス

皐月賞、日本ダービーともに2桁着順と、この世代の中では実力が落ちるのではないか?という見立てもあるとは思います。
ただ、この馬は距離が長ければ長いほど良いと思わせる馬だと思います。
キレる脚はそこまでないものの、持久力勝負になれば一発ある馬だと思っており、ある程度ペースが流れたうえで、先団から先頭に立ち、そのまま押し切るような流れになれば、可能性はありそうです。
スピードではなかなか勝てそうにありませんが、持久力勝負のような展開になれば、この馬に味方すると思うので、展開次第の面はあるものの、馬券圏内に来る可能性もありうると思います。

ヴァンケドミンゴ

いわゆる夏の上り馬というやつで、春先は500万下で勝ちきれず、格上挑戦の重賞では跳ね返されましたが、福島の1勝・2勝クラスと勝ち上がり前走レインボーSも小差の3着となっています。デビュー時から2000m周辺を使われており、中~長距離を意識してきている意図もうかがえます。毎度位置取りがあまり良くないのも父ルーラーシップを彷彿とさせ、粗削りながらスケールの大きさを感じさせます。父のような成長を見せるのであれば、春先からこの秋に向けての上昇度は今回の出走馬の中で1、2を争うのではないでしょうか。母の母であるウメノファイバーもオークスを制した名牝であり、その点からもこの馬の持つスタミナに期待したいところです。この馬に関しては、少し馬場は緩くなった方が良いかもしれません。

ザダル

クラシック前に3歳1勝クラス、プリンシパルSを連勝しましたが、大事を取ってこの秋に備えてきました。復帰戦のセントライト記念は3着に敗れましたが、4か月の休み明けと重馬場という事を考えれば上々ではないでしょうか。それ以外にもこの馬の推したい点には、父がトーセンラーという点にあります。ご存知京都の鬼として名を馳せ、武豊騎手にGⅠ100勝目をプレゼントしたトーセンラー産駒で、今回京都が初めてという事となると、期待が膨らんでしまいます。

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