2019秋華賞の予想考察。過去の傾向と出走馬分析

3歳牝馬戦線の第3戦目の秋華賞は、京都競馬場芝2000mで行われます。
桜花賞やオークスが、最後の直線が500m以上と長かったコースに対し、秋華賞は京都競馬場内回りコースですので、直線も328mと短く、紛れが生じやすいとも言えます。
昨年はアーモンドアイが異次元の強さで見事に牝馬三冠達成しましたが、時折大万馬券が生まれるレースでもありますので、出走馬レベルなどを精査していく必要がありそうです。

秋華賞 過去10年の傾向

人気から見る傾向

1番人気馬【4・1・2・3】

2番人気馬【2・2・1・5】

3番人気馬【4・1・1・4】

4番人気馬【0・2・1・7】

5番人気馬【0・2・1・7】

勝ち馬は3番人気まで。4番人気以降からは出ていない。

騎手別

岩田康誠【2・1・0・5】

浜中俊【2・0・0・8】

C.ルメール【2・0・0・2】

福永祐一【1・0・0・8】

武豊【0・2・2・6】

前走レース別

ローズS【5・7・6・60】

紫苑S【3・1・0・43】

クイーンS【1・0・1・5】

オークス【1・0・0・9】

1000万【0・2・0・18】

注目データ

秋華賞グッドデータ↓↓

●ローズS組
優勝馬: 9頭出走中、3着以内6頭
2着馬: 10頭出走中、3着以内4頭
3着馬: 10頭出走中、3着以内3頭

●ディープインパクト産駒
32頭出走中(4・3・1・24)

●社台グループ
3着以内馬30頭中
ノーザンファーム12頭
社台ファーム7頭
白老2投
社台グループ合計21頭
5年連続勝利
牝馬3冠の3頭もノーザンファーム

秋華賞バッドデータ↓↓

●関東馬の単
過去能力馬だった4頭のみ

●関東騎手の単
2名のみ

●8番
3着1回のみ

●前走オークス
アーモンドアイ以外9頭が全滅

●500キロ以上
2着1回のみ

気になる出走馬分析

カレンブーケドール

今年のオークスを人気薄で2着に来た馬です。
勝ち方や戦績に派手さがなかったので、オークスでは人気がなかったかもしれませんが、新馬戦は先週、古馬相手の毎日王冠を勝利した、ダービー2着馬ダノンキングリーでした。今思うと、不当な人気だったでしょう。

秋は紫苑ステークスから始動し、3着でした。
いかにも叩き台という印象でしたので、2戦目の今回の上昇度に期待です。

エスポワール

この馬は春のクラシック未出走組ですが、1月に行われた、この馬のデビュー3戦目の中山競馬場でのレースのあと、6月まで実戦を開けたからであります。
そこからは2連勝、それも、中京競馬場で行われた、前走シンガポールターフクラブ賞は、重馬場の中、余裕の4馬身差の圧勝でした。
3歳牝馬が古馬相手に、重馬場でのパフォーマンスですから、この馬の能力が伺い知れます。
青葉賞勝ち馬アドミラブルの半妹で、それだけでも能力は高そうですが、この馬はオルフェーヴル×シンボリクリスエスになりますので、力のいる馬場が得意なのは字面でも証明できます。
そして、日曜日の天気は台風接近もあり、どうやら下り坂の模様です。
ならば、上がり馬のエスポワールの台頭も大いに考えられると思います。

ビーチサンバ

デビューしてからG1含めて、幾度となく好走してきましたが、まだ勝ち星が新馬戦のみのこの馬です。

オークスは流石に距離が長かった印象で、距離延長となる今回も、距離は懸念材料といえば確かにそうとも言えます。
ただ、この馬の先行脚質は、秋華賞の舞台では大きなプラスとなること間違いなく、実際、前走ローズステークスでも、レコード決着の中で最後の最後まで粘りました。
スピード決着はこの馬の本質ではないとは思いますが、今回馬場が渋る予定ですので、あまり速い決着にならないのもプラスに働くと思います。

クロノジェネシス

この馬は秋初戦がG1となりました。元々ぶっつけでも問題ないタイプではあるので、休み明けは苦にしないでしょう。

オークスでは先行したように、差す競馬もできますが、秋華賞ではオークスのような競馬をした方がいいと思いますし、陣営もそのつもりと思います。

フェアリーポルカ

前回の紫苑ステークスでは6番人気ながら内側をついて伸びて来て2着を死守しました。秋華賞の優先出走権を得た走りに当然オークス二着馬のカレンブーケドールを倒したと言った印象もあります。内から力強く伸びてくる印象もあり当然狙いとしては内枠に入ってくれればと思っています。展開によっては前回同様に前目の位置につけながら追走して直線内側が開けばそこをついて美味しいレース運びをしそうです。今回もそう言った狙いでジョッキーも三浦皇成ならばそれこそより美味しい馬券がありそうですし、今回も人気はあまりしないかんじなので面白い一頭だと感じています。

シゲルピンクダイヤ

桜花賞が7番人気で2着だったこの馬は、桜花賞の前哨戦チューリップ賞でも2着と、いずれも強豪相手に善戦してきました。距離が長かったオークスは惨敗でしたが、秋初戦のローズステークスでダノンファンタジーに0.2秒差の4着と今回も接戦を演じました。スパッと勝ちきれない印象はぬぐえませんが、さほど人気しないと思われるだけに馬券的な妙味は十分です。もっとも、力的には上位人気が確実なダノンファンタジーにヒケはとりませんから、あっと言わせる激走があっても不思議ではありません。和田騎手もデビュー以来ずっとこの馬に騎乗してきているだけに、乗り方は心得ているはずです。

ダノンファンタジー

この馬にとって今回は負けられない1戦です。思い返せば今年の桜花賞前、この馬が無敗で桜花賞を制すと信じて疑わなかったファンも多かったのではないでしょうか。しかし桜花賞ではまさかの4着失速、さらにオークスでも5着とG1タイトルを奪取できずに春シーズンを終えてしまいました。しかし秋初戦のローズステークスで快勝し、再びG1奪取に大いなる期待を抱かせるものとなりました。桜花賞馬グランアレグリアとオークス馬ラヴズオンリーユーがいない今回の秋華賞は運も味方しているようにも思います。実力は間違いなく上位の存在だけに、何としてもG1タイトルが欲しい今回のレースです。

ダノンファンタジーには明らかな距離不安があり、馬場も踏まえると、強くは推せません。あえてそこから狙わずに高配当に狙いを定めてもいいのではないかと思いました。当然押さえはしますが。

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