馬券の買い方は色々な種類があります。
ご存知とは思いますが、競馬では、理論上は損をするようにできております。私も競馬を始めたころは大きく負けていました。ある時、何故負けてしまうのかを考え直しました。理論上の理屈を分析した結果、私は以下の買い方をすることによって、トータルとして勝つことができるようになりました。数年かけてですが、その勝ったお金は大勝負馬券のお金になりました。
大勝負馬券は外れて無くなてしまったり。数十万円という配当を受けたりですが、勝ったお金での大勝負なので、強気で馬券が買えました。
まず理論上の問題として、全体の配当金はすべての馬券購入代よりも少なく配当されることを知ることです。そうすると、理論上は絶対勝てないことに気づくはずです。そこで、当たり馬券をどれだけ買うかよりもハズレ馬券をどれだけ買わないようにするか、という考え方に変えることにしました。
配当金はトータルのお金よりも少なくなると言っても、それはハズレ馬券を沢山買っているからです。つまり、原則当たり馬券は一つのみで、三点買い、四点買いをした段階でその時点で少なくとも二つ三つはハズレ馬券を購入していることになります。この二つ三つのハズレ馬券を買わないためには一点買いをするようにしました。
一点買いをすると、その馬券が万が一万馬券だったとすると、あと99レース外れてもトータルでは勝っていることになります。そんなに万馬券を一点買いで当たることは私も一度しかありませんでしたが、それでも10レースに一つ当たれば充分勝つことが出来ます。
次にその1日で絶対に勝つという考え方をしないということです。例えばその日の最終レース前に一万円負けていたとします。残り千円しかない状態で馬券を購入するとき、このレースは鉄板レースでしかし2倍にしかならない、と思った時にその馬券を買うことができるかどうかです。その日の勝ちにこだわってしまうと、10倍以上の馬券を買うことになるのですが、わざわざハズレ馬券になる可能性の高い馬券を勝ってしまうと、それだけで負けてしまう金額が増えてしまいます。それよりもたとえその日は負けてしまったとしても、鉄板の2倍を当てることによって、負ける金額を少なくするという考え方です。そのように考えると、ハズレ馬券を購入する回数を減らすことが出来ます。
以上のような考え方で、私は一点買いにこだわることにしました。しかしやみくもにすべてのレースを購入しても勝てる訳ではありません。そこで1日あたり、自分的には自信のある3レース前後を前もって購入することにしました。私はパドックを見てもよく分かりませんので、パドックをみて買う馬券を決めることはしませんでした。それよりも、過去のレースの状況を調べまくり、コース、距離の特性等をもって、自分なりの馬の序列を考えました。それをすべてのレースで考えた上で、その中でもこれはという数レースに絞って馬券を購入しました。
このスタイルは、非常に勉強になりました。今は1点買いは、してないのですが、現在3連系の馬券購入の際も軸馬選びに役立っております。
そして今でも、スランプが訪れると、1点買いのスタイルに戻して予想法を立て直すことにしております。