2019有馬記念の予想考察。過去の傾向と出走馬分析

日本国内で最も注目を集めるレースが暮れのグランプリである有馬記念。普段馬券を購入しない人も、有馬だけは参加するというように年末の一つの遊びのような面もあるように感じます。素人さんは人気馬を買う傾向にありそうなので、人気馬が飛んでくれたら配当がおいしそうですね(^^♪

今年は過去最高レベルの豪華メンバー。エントリー時点ではG1馬が11頭、しかも、過去のG1ウィナーでは無く、その多くが今年のG1勝ち馬。牝馬2頭の下馬評が高いですが、歴戦の牡馬達の巻き返しがあるか楽しみな一戦です。

有馬記念 過去10年の傾向

人気から見る傾向

1番人気馬【6・2・1・1】

2番人気馬【2・1・2・5】

3番人気馬【0・0・2・8】

4番人気馬【1・1・1・7】

6番人気馬【1・1・0・8】

騎手別

池添謙一【3・0・0・5】

C.ルメール【1・3・0・5】

M.デムーロ【1・1・0・6】

武豊【1・1・0・6】

吉田隼人【1・0・1・1】

前走レース別

ジャパンカップ【3・5・6・48】

菊花賞【3・1・1・5】

天皇賞秋【2・0・1・8】

アルゼンチン共和国杯【1・0・0・6】

凱旋門賞【1・0・1・1】

注目データ

有馬記念 グッドデータ↓↓

●ファン投票1位馬
(15・13・7・21)
勝率26%、連対率50%、複勝率62%

●ジャパンカップ組
毎年1頭は上位に来ている。
3着以内が6頭、4着以下も8頭
秋3戦目までは良さげ。

●菊花賞馬
4頭が勝利。

●リピート馬
2回以上馬券になる馬が目立つ。
中山巧者が台頭するレースでもあり、前年や前々年の上位馬にも注意が必要か?

有馬記念 バッドデータ↓↓

●中山コース実績なしの馬
軸には不向きか?

●6歳以上馬

●関東馬
中山実績がなければ消し?

気になる出走馬分析

アーモンドアイ

不動の軸か?これまでにも歴史的な名馬はいましたが、それに匹敵する力を持っている。ここを勝てば7冠。これまでの勝利はほとんど危なげないと言って良いし、たいていの相手とは勝負付けが済んでいる。ルメール自身も有馬記念はハーツクライやサトノダイヤモンドで勝っているので、相性も悪くない。香港を回避はしているものの調教の動きは抜群。最後方待機の様な脚質でも無いので、余程の不利が無い限り、負ける姿が想像出来ない。
ただ、中山のコースがどうかという点を不安視することができなくもない。外枠に入ったならば無理に消す必要は無いが、思い切って抑えにまわしたい気もする。
調教の動きは良いが、香港遠征を回避したということで状態面の心配とトリッキーな中山コースが初体験。。。
陣営も中山コースを嫌って、香港を目指していたという気もしないでもない。しょうがなく有馬に?かといって勝算が無いレースには出さないはず。
枠順を見て決めたいと思います。

ワールドプレミア

アーモンドアイ以外のGⅠ勝馬は正直、横一線。その中でも上昇気配なのがワールドプレミア。去年のブラストワンピースやかつてのゴールドシップ、グラスワンダーの様に3歳馬との相性が良いレースでもあるので、ここはワールドプレミアに期待したい。他の3歳馬達も実力はあるものの、そこまでの上積みが期待出来ない事を考えるともとからクラシック以降と言われていた馬だけにここから本格化するのでは?先物買いで買っておきたい気もする。なお、オーナーは騎手志望だった程の競馬好きで、有馬記念にも強い思入れのある人物。ドラマがあるオーナーだけにスーパースター武豊との一発がありそうな気もしてしまう。

リスグラシュー

この馬もアーモンドアイほどのスケールはありませんが世界で通用する素晴らしい馬です。有馬記念は牝馬が時折勝ったりしますので当然ここも人気サイドとして牝馬を上げる鉄則になりますが、その中でも実力がしっかりとついている馬のリスグラシューはチャンスが十分にあると思います。アーモンドアイを負かす競馬を期待したい所ですが、きっちりと着を取りに来て馬券になりそうな気がします。春のグランプリホースにもなったこの馬だけにアーモンドアイとの対決は期待してしまいます。今年は牝馬で盛り上がった年なので、この冬の大一番でも牝馬同士の決着が見られる気もします。

サートゥルナーリア

天皇賞秋ではレース前から馬のテンションが上がってしまい、それによってかかって自滅のような形でした。
したがって、あのレースではこの馬の実力は出し切れていないだろうと思っています。
この馬の場合、感覚を空けて使った方がテンションが落ち着いて良いのではないか?と感じるので、前走から約2か月空いたことで状態はいいのではないかと思います。
今回、落ち着いた状況で競馬ができれば、アーモンドアイに勝てる可能性は持っていると思います。
アーモンドアイを倒せるとしたらこの馬かな?と思う1頭です。
潜在能力を発揮することができれば、決して優勝しても不思議ではない、それくらいの評価でいます。

ヴェロックス

春のクラシック戦線から崩れずにここまで着た馬です。なかなか勝ち切れませんが、いつも安定して好走を続けています。パワーと息の長い末脚が武器の馬で中山コースに代わってさらにパフォーマンスを上げる可能性を感じられます。今回は川田騎手の連続騎乗で勝ち切れない成績からも何とかしたいと感じているはずですし、キセキよりもこちらを選んだということで気合も入っているでしょう。好位につけられる器用さもトリッキーな中山コースではアドバンテージだと思います。極端な外枠に入らなければ、好位の内を回ってという理想的な競馬もできそうです。今回はそれほど人気にはならないでしょうし他馬からのプレッシャーも薄いと思います。血統的にも道悪はこなせると思います。

キセキ

昨年の秋の古馬中距離戦線では大活躍でした。今年はフランス遠征では振るいませんでしたが、日本に戻ってきての復調が見込めます。脚質的に先行力があるので中山コースで押し切りということも考えられそうです。どちらかというと重い馬場の方が得意なタイプなのでそれほど早い上がりが求められない中山コースは合っていそうです。アーモンドアイが後方からというレースになった場合は逃げるこの馬に対するプレッシャーも薄くなりそうで、まんまと逃げ切りというパターンにならないでしょうか?期待してしまいます。血統的にルーラーシップ産駒で道悪の菊花賞を制していることから道悪も大丈夫そうです。フランス遠征からの初戦で状態面が心配ですが、その分人気もなさそうなので狙いたくなる1頭です。

スティッフェリオ

人気薄で期待したいのが、スティッフェリオ。有馬記念は人気サイドが軸で良いが、結構、人気薄も2、3着で絡みやすい傾向がある。オールカマーを勝っているこの馬に穴としての逃げ粘りを期待したい。アエロリットもいるが、アエロリットはここまでの臨戦過程がタイト。加えて、適正距離はマイル前後なので、流石に有馬記念の2500メートルは長い。アエロリットが無理をせずに番手、スティッフェリオがスローで楽に逃げれれば、アーモンドアイの強襲を防げずともアーモンドアイについて来れなかった後続各馬は何とか出来ないかと踏みます。歴代の歴史的な名馬達の勝ち方を見ると後続を結構ちぎっているので、スティッフェリオが離して逃げて、アーモンドアイが3、4コーナーで追撃、他馬をこの時点で振り切り、残り100メートルでスティッフェリオを抜き去る。他馬は追いつけず、スティッフェリオとの2、3着争いなどと言う漁夫の利を期待です。

アエロリット

ここまでの臨戦過程がタイトなことと、距離の部分に不安視されるところがあるのでなかなか手を出しずらいのですが、意外と有馬記念はマイラーが距離を伸ばして良績を上げるレースで、2000mまでが限界だと思った馬が有馬記念で好走したりします。そこが盲点で今回は人気が下がりますがチャンスはゼロではないと思います。そう考えると牝馬3頭での決着もみられるのでは?とまたロマンが広がります。。。もしそうなれば史上初の快挙。。。有馬記念はドリームレースで夢を買いたいところでもあり、アエロリットにも夢をかけたい気もしてきます。

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