東京競馬場・芝1600mで行われる東京新聞杯。
安田記念に向けての始動レースという性質を持っていましたが、去年の勝ち馬リスグラシューをはじめ牝馬の活躍が目立ち始めてきました。
また年によって前残りのレースになったり差し追い込み決着になったりと中々つかみにくい難解なレースである印象です。
昨年は、直線に入って残り300mぐらいで内から3番人気リスグラシューが抜けだし、その後残り100mで最内から5番人気サトノアレス、外から1番人気ダイワキャグニーが迫るもリスグラシューが1着、サトノアレスが2着、ダイワキャグニーが3着となりました。
上り最速は2着のサトノアレスで33.3。
逃げたトウショウピストは13着。
過去10年データから4歳勢の3着内率が高く33.3%。
1番人気が11連敗中ですが今年はどうでしょう。
個人的には波乱の一戦と見ております(^^)/
考察
過去の傾向
牝馬
近5年で3勝。
中枠
過去10年で3枠4勝2着2回。
4枠が3勝。
タニノギムレット産駒
過去10年で8頭出走(3・0・1・4)
その他
1番人気
過去11年勝利なし。連対馬も1頭のみ。
距離延長
前走1200m出走馬は6頭すべて馬券圏外。
1400m出走馬も(1・0・3・14)
気になる出走馬分析
インディチャンプ
1000万・1600万と2連勝してここに進んできたインディチャンプは、昨年、2回重賞で掲示板を確保している実績があるので、力は見劣らないだろう。
グァンチャーレ
京都金杯では掲示板を外してしまったグァンチャーレは、
斤量が少し重かったことが原因だろう。
今回と同じ条件で強い勝ち方をした、2走前に条件は戻るし、明け7歳馬になったが、まだまだ元気。
基本右回り巧者で京都阪神を得意とする馬、前々走6歳で初めて東京で1着となった。
京都阪神が得意というイメージはあるが、前々走で勝ったことを考えればここも絡んでくる確率は高そうである。
サトノアレス
前走15着も右回りなので度外視、東京で唯一掲示板外だった富士ステークスは雨の不良馬場。
良馬場であれば東京成績5戦1勝2着2回3着1回4着1回である。
鞍上も昨年東京新聞杯2着で騎乗した柴山雄騎手、
ここも良馬場であれば狙いたい1頭である。
タワーオブロンドン
すでに重賞を2勝している、タワーオブロンドンは、朝日杯フューチュリティステークスでも馬券圏内に絡んでいるし、力を出し切れば、ここでも首位争いをする能力は持っているはず。
NHKマイルカップで、12着に大きく敗れているが、スタート直後につまづき、勝負所でも他の馬とぶつかってしまう不利もあったので、度外視していいレースだ。
半年ぶりの競馬だった前走でも、能力の高さを証明する競馬だったし、今回も十分勝負になりそう。
この馬はすべて外人騎手が乗っている馬で基本C.ルメール騎手が乗っている。
前々走12着と敗れたが、前走で2着と巻き返していることから素質を感じさせる。東京成績3戦(1・1・0・1)となっている。
また、データからすると4歳勢が一番3着内率が高いので期待が膨らみ人気になる可能性もある。
しかし、気になるのは斤量が57.0kgと12着に敗れた時と同じであることだが、今回はC.ルメール騎手の手綱で1着に食い込んでこられるか期待したい。
リライアブルエース
重賞で差のない競馬を何度もした実績がある。
前走で大敗しているので、人気は落としそうだが休み明けの京都金杯をひと叩きした上積みがありそうで、人気がなければ、ぜひ買っておきたい馬だ。
レッドオルガ
前走のターコイズステークスは6着と敗れましたが、タイムは0.3秒差でしたし、初めての中山コースにうまく対応出来なかったものと個人的には考えている。
というのもこの馬は勝利したことがあるのが東京と中京のみという
生粋のサウスポーであるためだ。
関西馬でありながら東京コースは1着2回・3着2回と安定しており、
その2回の3着は1800m戦と重馬場とあまり得意ではない条件によるもの。
2走前は同じ東京マイルの紅葉Sで上がり32.9秒の脚を使い快勝、
東京マイルの適性の高さを見せた。
この馬の兄名は2013年の東京新聞杯を制すなど重賞戦線で活躍したクラレントがいるという血統背景からもここでは抑えておきたい1頭だ。
ロードクエスト
昨年2年ぶりに京都ではあるが1着になった馬、デビューしたころは新潟2歳ステークスで後方から直線一機でごぼう抜きした経験がある。
ここ2戦は二桁着順と大負けしているが、ここは昨年パラダイスステークスで2着だった時騎乗していた三浦騎手とのコンビ。
久々に東京で突き抜ける姿を期待したい。
近2戦は前残りと外枠に泣かされたロードクエストだが、3走前のスワンステークスで、安田記念の覇者モズアスコットを押さえて勝利。
ロスない枠順を引いてスムーズに運ぶことができれば一発の可能性は十分。
ロジクライ
前走14着も1着との差は0.6秒だったが京都なので度外視、前々走東京1600m富士ステークス1着であることと東京成績2戦2勝の実績かは1評価できる。
同コース同距離の昨年の富士Sの覇者で、着外に敗れたのは全て関西遠征の時であるという関東圏での安定した実績。
特筆したいのは4走前の中京記念の内容で、前半3Fが33.8秒という早いラップの4番手を進み、グレーターロンドンに負けはしたが先行馬で唯一上位に入った。
その内容を評価しての推奨で特に今回、目立った逃げ馬は
ショウナンアンセムくらいしか見当たらないので、
展開面でもアドバンテージがあると思える。
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