愛知杯の予想考察。馬券勝利のヒントや危険な傾向。

中京競馬場・芝2000mで行われる牝馬限定のハンデ重賞の愛知杯は、JRA重賞の中でも波乱度マックスのレースです。

2008年は3連単140万馬券、2006年は221万馬券。
今年は意外と人気馬が来るのではないかと思うが、波乱するというレース。

年明けの1月に変更になってからはエリザベス女王杯組は間隔が空くので以前よりローテーション的にプラスのようです。

上記からも前走がエリザベス女王杯組の馬に期待したいところですが、波乱の多いレースだけに単純にいかないのが愛知杯。

人気になりそうな外人騎手のノームコアとレッドジェノヴァは上記のローテーション。

今年は順当な結果となるのか、それとも波乱となるのか?

考察

過去の傾向

過去9年から分析。

人気

1番人気(2・1・2・4)
2番人気(1・1・2・5)
3番人気(0・0・1・8)
6番人気(2・0・1・6)

馬齢

1月に開催が移行(2016年)となってから、3連連続5歳馬が勝利。
以前は4歳馬の優勝が多かった。
今年は有力馬も含め4歳馬が多いが・・・

ハンデ・斤量

近年はエリ女経由の実績馬より、格上挑戦の軽ハンデ馬が活躍。
斤量50~52kgで2勝、2着が5回で高配当となっている。

その他

1・8枠
過去9回優勝なしで成績も悪い。

ステイゴールド産駒
過去12頭が参戦してるが一度も馬券に絡んでいない。
ジリジリ伸びる脚が合わないのか。

中堅騎手
裏開催となるので中堅騎手の騎乗の機会が多い。
乗り替わりの外人騎手よりも、中堅騎手の継続騎乗が勝率高い。

9年間で上位3頭は半数以上が単勝倍率7倍以上。
10倍以上もけっこう成績を残している。
共通する部分があるのが、「前走勝ち」。
軽ハンデ馬が買いという言葉にもあてはまるように、格下と思われている馬が好走している。
以上から「勢いのある馬」もねらい目か。

気になる出走馬分析

ランドネ

個人的にそこまでの馬ではないと軽視していたが、昨年秋の紫苑ステークス・ 秋華賞ともに良いレース内容。

前走は骨っぽい古馬を相手に勝利している。

今回は休み明けで止まる可能性もあるが、地力でねじ伏せると思われる。
アーモンドアイを除けば、この世代ではトップの思っていて、今回も同世代の中では最先着すると思っている。

ノームコア

前走のエリザベス女王杯は人気を裏切ったが、初の古馬との勝負で上々の内容。
2走前の紫苑ステークスの競馬がフロックではないと言える内容。
しかも人気はルメール騎乗で過剰人気の感があった。

今回は前走から距離短縮で実績のある2000m。

ルメールの継続騎乗も良い。

レッドジェノバ

本格化してきての55kgはこれは有力候補。
ミルコなら前目で溜めて上位に持ってくるはず。
切れ味勝負になった時に差される可能性と1枠のレース傾向だけが不安。

コルコバード

不気味。
好位取っていくか、溜めて直線勝負か、面白い存在。
上がりも使えてスタミナもあるから早めに動いての一発があっても。
ステイゴールド産駒だけど。

レイズアベール

中京芝2000m【1-0-1-0】でコース巧者。
格下でも侮れない存在。

今回は、気になっていた馬のランドネに注目しています。
中枠でしかも偶数枠という好枠を引き当てたのでハナを奪ってやや遅めのペースを作れるのでは?と思っています。逃げるランドネを見る形でノームコアがつけて早めにランドネを捕らえる展開なら後方待機組が有利な展開になるが、逆にノームコアの仕掛けが遅れた場合は前残りの展開に・・・
ノームコアの仕掛けのタイミング次第でレース展開が変わりそうです。

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