大阪杯の予想考察。過去の傾向と出走馬分析。5週連続的中目指す!

G1馬8頭が激突、どの馬が勝つか予測不明の豪華メンバーによる今年の大阪杯、もちろんG1馬だけでなくエアウィンザーやステイフーリッシュ、スティッフェリオ、ダンビュライトなどの上がり馬にも注目です。
データ的には内枠不利、GⅠ昇格後はキタサンブラックやスワーヴリチャードなど先行する馬が有利になっていてます。
1番人気馬が2連勝中で、過去10年で1番人気が9回馬券に絡んでおり、ここ10年の複勝率は90パーセント。
今年はどんなレースになるか楽しみな1戦です。

考察

大阪杯の過去10年の傾向

人気から見る傾向

1番人気馬【4・3・2・1】

2番人気馬【2・1・2・5】

3番人気馬【1・0・1・8】

4番人気馬【1・0・3・6】

6番人気馬【2・2・1・5】

騎手別

武豊【2・2・0・2】

浜中俊【2・1・0・4】

池添謙一【2・0・3・4】

横山典弘【1・1・1・3】

M.デムーロ【1・0・1・2】

前走レース別

中山記念【3・2・0・14】

有馬記念【2・1・3・8】

京都記念【1・2・3・7】

小倉大賞典【0・0・0・7】

金鯱賞【1・2・1・23】

注目データ

グッドデータ

●重賞勝ち+芝2000m勝ちを満たす馬が勝つ
マカヒキ、アルアイン、エポカドーロ、ブラストワンピース、サングレーザー、エアウィンザー、スティッフェリオ

●有馬記念最先着馬【3・1・4・2】軸に
ブラストワンピース

●池江厩舎所属 10頭中2勝+3着以内が6頭。
アルアイン、ペルシアンナイト

●母父ストームキャット 7頭中【3・2・0・2】ショウナンマイティ、キズナ、ラキシス

該当なし

●関西馬+GⅠ馬 GⅠ馬39頭出走中、関西【5・4・8・14】関東【0・0・0・8】
マカヒキ、ワグネリアン、エポカドーロ、キセキ、ペルシアンナイト

バッドデータ

●関東馬
ブラストワンピース、ステルヴィオ

●6歳以上馬
マカヒキ

●前走がGⅢ以下 【1・2・0・44】
スティッフェリオ

●キンカメ産駒 ヤマカツエース3着、ラブリーデイ4着、ローズキングダム12着
エアウィンザー

●中山記念組(GⅠ馬除く)
該当なし

ウルトラ軸馬は?
有馬記念で最先着
2000m勝ち鞍あり
母父がストームキャット
そして叩き台の馬は除く
4・5歳馬
いるか~

気になる出走馬分析

ブラストワンピース

有馬記念ではレイデオロを破り、初G1制覇を遂げた馬である。有馬記念組も馬券にはよく絡んでいるのでローテーション的に問題はない。
菊花賞、ダービーでは人気を背負いながらも馬券圏内を外してしまったが、それでも掲示板は確保していた。
しかもダービーでは最後かなり伸びていたし、不利もあったため、まともに走れていれば勝ちに等しかった内容であった。
この馬は中距離でためることができてスピードも出せるタイプだと思うので、より本来の馬の力を活かせるレースではないかと思います。

毎日杯を勝利していることから、阪神コースも問題ないと思われるが、内回りのコースに対応できるか?という懸念材料はある。
また、休み明けでの出走になるので、どこまで仕上がっているのか?という点も気になる。
ただ、能力的には間違いなく上位と言え、不安要素がないわけではないですが、馬の能力でカバーできるのではないか?と考える。

ワグネリアン

ブラストワンピースに日本ダービーで勝利しており、世代最強と評価もできるのではないか?と思う。
問題は3歳時に古馬と戦ったことがないので、違う世代の馬と比べて実力がどうか?という点である。ブラストワンピースを物差しにするならば十分やれるのではないか?と思っている。
アーモンドアイやレイデオロが出走しないので、このメンバーならば十分に上位を狙えると感じる。
ただ、神戸新聞杯以来であり、間が空いたので、そこが気になるところではある。
日本ダービーのときのような実力が出せれば良いものの、馬のレース勘が鈍っていると厳しいかもしれない。
そういった心配はあるものの、このメンバーならば最低でも馬券には絡みそう。調整も順調ということなので馬券から外すことはできない。

大阪杯は近5年で3勝をしているディープインパクト産駒。馬券圏内で言えば5年連続で入っている点も〇。

ペルシアンナイト

昨年の2着馬。前走の金鯱賞は4着であったが、香港マイルからの疲れがまだ充分に抜けていなかっただけであると感じる。
この馬は去年の大阪杯を上がり最速で2着に入っており、もう少しであの時のスワーヴリチャードを捉える勢いであった。
そこから安田記念、富士Sと人気を背負いながらも好走できなかったが、その次のマイルチャンピオンでは2着に入った。
やはりこの馬は京都と阪神巧者であると感じ、もともと使って良くなるタイプなので前走の金鯱賞からの上積みは充分あると感じる。
前走が馬券外であったこともあり、今回少し人気が落ちるようなら美味しい1頭であると感じる。

キセキ

逃げの脚質に転向してから本格化した印象。
前走の有馬記念は完全に秋4戦目の疲れが出たことと、枠順の不利が大きかったと感じる。先頭に出るまでけっこう脚を使ってしまった。
毎日王冠、天皇賞秋、ジャパンCと馬券圏内を確保しており、特にジャパンCは、直線半ばまではそのまま逃げ切ってしまうのではないかと言うくらいのレースであった。
結果は2着であったが、負かされた相手はアーモンドアイであり、0.3秒差で斤量も4キロ違ったし、3着のスワーヴリチャードに3馬身以上の差をつけたので、だいぶ健闘したと考える。
しかも走破タイムも世界レコードという内容であったので、ひょっとすると化け物ではないかと感じさせるものであった。
今回は3ヶ月休み、調教も3Fが37.5、最後1Fが12.0というなかなかいい内容であったので今回は馬券内があり得ると感じる。
しかも他のメンバーを見ても、逃げ馬がなかなかいないのでこの馬がペースを作ればそのまま逃げ切ってしまうのが目に浮かぶ。
展開が割と向きそうな気がするので、キセキは今回の大阪杯ではカギを握る一頭になると言える。
キセキが作るペースによって他の馬の順位も変わると思うが、ある程度逃げやすい展開になるのではないか?と予想し、キセキも上位にくる気がする。
人気もそこまでしないのであれば単勝も面白いか・・・

エアウィンザー

前走は金鯱賞で3着だったが、それまでは重賞を含む4連勝で本格化した感があった。前走金鯱賞組の中では、この馬は中京から阪神に代わるのは戦歴から見ても明らかにプラスになると思いますし、相手メンバーからみて人気も下がる可能性もあるので狙うにはとても面白い1頭だと思います。

サングレーザー

以前はもっと短い所を使っていたが、最近はここ3戦2000mの重賞を使って札幌記念1着天皇賞2着香港カップ4着と続けて結果を出していて、先ほど書いたこのレースとの相性抜群のディープインパクト産駒でもあり決して侮れない1頭。

ステイフーリッシュ

パドックでのイレ込みが酷くて、スタート前にかなり体力を消耗していたが、年明け2戦は、パドックでのイレ込みもマシになってきている気がする。
道中の折り合いも問題ない状況なので、気性面の成長がうかがえる現状なら、ここでも互角の走りができると思う。
芝2000mでは【1-1-2-0】で(複勝率100%)。

ここ3戦連続で重賞で馬券圏内にきており、同じ阪神2000mチャレンジカップでも3着で侮れない1頭。

ダンビュライト

前走の京都記念は上りの掛かるタフな馬場で先行しての押し切り勝ち。

近走の内容からGⅠのメンバーを相手にすると能力面で劣る印象。この相手関係の中ではポテンシャルは1枚落ちるのは否めない。

昨年の大阪杯で完璧に騎乗しての6着と完敗している点を考えると舞台適性にも疑問が残る。

とはいえ、僕の好きな馬。見限れない・・・

最終追い切りは馬なりで流し、スティッフェリオをおいていくほど。状態面よし。
この馬の100%の仕上げでこのメンバーを破ることができるのか楽しみな気もしないではない。

展開も向くと見ることも。奇跡の作るペースで、ロングスパートの展開になればこの馬には良さそう。

大外枠というのも気になる。

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