フローラSの予想考察。過去の傾向と出走馬分析。

4月21日東京競馬場芝2000mで行われるフローラS。上位2頭にオークスの優先出走権が与えられる注目のトライアルレースです。近3年は二桁人気が馬券内に入るなど荒れるレースになっています。その中には後のG1馬モズカッチャンなどもいます。

過去10年で1番人気は5勝を挙げるも、着外も4度と順当とは言えないレースです。昨年は13番人気のパイオニアバイオが2着に入る等、過去10年間において、7頭もの2桁人気馬が馬券に絡んでおり、馬券的な旨味も大きいレースといえます。

フローラSはオークスと同じ舞台の東京競馬場で行われ、主に桜花賞には参戦していない馬たちが出走します。
そのため、王道路線ではないけれども実力をつけてきている馬が一堂に会し、ここから本番でも通用する可能性がある馬が出てくるのではないか?と思います。
ここで強い競馬をした馬が桜花賞組と相対するときにどれだけやれるか?も楽しみですけど、本番と同じ競馬場でやるだけに、東京コースの適性というのも見どころになるでしょう。

考察

フローラSの過去10年の傾向

人気から見る傾向

1番人気馬【4・1・0・5】

2番人気馬【2・3・2・3】

3番人気馬【1・1・2・6】

13番人気馬【0・1・2・7】

騎手別

内田博幸【3・0・1・4】

横山典弘【1・2・0・6】

岩田康誠【1・1・0・2】

石橋脩【0・0・0・7】

前走レース別

フラワーC【2・2・2・18】

君子蘭賞【2・2・1・10】

未勝利【2・1・1・25】

500万条件戦【5・6・5・56】

注目データ

フローラSグッドデータ↓↓

●前走1800m出走馬
3着以内17頭
シャドウディーヴァ、ウィクトーリア、ペレ、ジョディ、セラピア、フォークテイル、イノセントミューズ、フェアリーポルカ

●君子蘭賞組(2・2・1・10)
過去、穴馬輩出
フェアリーポルカ

●先行馬
●キャリア3戦(4・3・4・22)
ローズテソーロ、ペレ、エアジーン、フェアリーポルカ

●勝ち馬は、前走4番人気以内
シャドウディーヴァ、エトワール、ウィクトーリア、ペレ、アモレッタ、セラピア、エアジーン、フォークテイル、イノセントミューズ、ヴィエナブロー、レオンドーロ、フェアリーポルカ

フローラSバッドデータ↓↓

●ハーツクライ産駒(0・1・0・16)
ローズテソーロ、シャドウディーヴァ、ペレ、クラサーヴィツァ

●前走ミモザ賞出走馬(0・2・0・20)
ローズテソーロ、エトワール、エアジーン

●キャロット・シルク馬(0・0・2・9)
ヴィクトーリア、パッシングスルー

気になる出走馬分析

エアジーン

前走のミモザ賞では、直線で抜け出し他の馬に迫られながらも勝つことができました。
そこまでキレる脚はないかもしれませんけど、じわじわ伸びてきて、他の馬を抜かせない勝負根性が特徴と言えると思います。
勝ち方に派手さはないものの、堅実なレースができるような馬なので、今回のメンバーで言えば割と実力上位なのではないか?と思います。
フローラSでも同じような感じで好位につけたいですけど、枠順が外になるとちょっと後ろからの競馬になるかもしれません。
そうなると、キレる脚がない分前まで届くか?は微妙となってしまいますが、道中の位置次第では前走のミモザ賞のときのようなレースができるのではないか?と思います。
理想的なレースは前走でしょうし、スムーズな競馬をして、道中落ち着いて、折り合っていければ問題ないでしょう。

昨年のノームコアと一昨年のモズカッチャンとヤマカツグレースと続いているハービンジャー産駒の1頭です。

フェアリーポルカ

前走の君子蘭賞では早めに抜け出して押し切るというタイプの競馬を見せ、堅実な競馬をしました。
ペースが速いレースでしたが、その流れに飲み込まれることなく、中団でしっかりと待機をして、直線で見事に差し切りました。元々、この君子蘭賞の出走馬はフローラSにて好走する馬が多く、前走が君子蘭賞出走馬の中から、フローラSの勝ち馬も出ている程であります。

そして、ここまで3戦2勝と十分に期待できる戦績ですし、負けたのが若駒Sでヴェロックスなど牡馬の有力どころが出ていたレースになります。
その若駒Sで3着と健闘しているところを見ると、この馬は牝馬の中では実力はある方だと思われます。
だから、桜花賞組に混じったら分かりませんけど、フローラSの出走馬のレベルであれば十分に勝ち負けできると思います。
フローラSにおける有力馬の1頭と言えると思いますし、東京競馬場でどのように走るのか?というのを見てみたい1頭です。

ここまで3走を走っていますが、レースの度に強くなっている感もあり、成長度が非常に大きい馬だと思います。前走は1800m戦でしたが、新馬と2戦目は、今回と同じ、2000m戦で結果を出しております。

牝馬相手の今回のレースでは大きな期待が持てる1頭であると思います。

シャドウディーヴァ

前走はフラワーカップ4着と、成績は微妙な感じですけど、それでも実力上位だと思います。勝ったコントラチェックは1頭力が抜けていた印象なので。
フローラSの出走予定馬の中で、これまで重賞を走った経験のある馬がそこまで多くないので、4着であってもそれが重賞であるならば問題ないでしょう。
後方から追い込んできての4着なので、直線が短い中山競馬場という点を考慮してもよくやった方ではないか?と思います。
メンバーのレベルは今回の方が下がる可能性がありますし、直線の長い東京競馬場なので、この馬の良さが生きる可能性は大いにあります。
今回は距離も伸びてこの相手なら勝負になると思いますし注目の1頭です。

ジョディー

前走はフラワーカップ5着でしたが、この馬の戦歴を見ると馬券になっているのはすべて東京競馬場1600mで武藤騎手が乗っている時なので、前走は武藤騎手が乗れずに中山競馬場だったので、今回は距離は違いますが東京競馬場になりますし、武藤騎手にも戻ります、ダイワメジャー産駒ですので2000mで勝つことは難しいかもしれませんが過去には人気薄で馬券になっている馬もいますので、馬券に絡めるのは面白い1頭だと思います。

エトワール

先ほども上げたこのレースで相性のいいハービンジャー産駒の1頭です。前走はミモザ賞で中山2000mをエアジーンに続く2着です。これを書いている時点で騎手の想定が出ていませんがあまり人気にはならないと思うので、過去に人気薄でも馬券に絡んでいるハービンジャー産駒ですので、紐でもいいので馬券には含めてみたい1頭です。

パッシングスルー

新馬勝ちのあと年明け2戦目のシンザン記念が4着です。それ以来の競馬で3か月飽きましたのであまり人気も高くならないようだと思いますので馬券的に面白い1頭だと思います。

セラピア

デビューが3歳の3月末と遅くなりましたが、初出走となった、前走の阪神での未勝利戦は圧巻の競馬でした。経験のある馬相手に、先行して好位から抜け出し、直線は非常に余裕のある走りで、大物感を感じさせるものでした。レースの展開自体は確かにスローペースでしたが、ほとんど馬なりの状態で出した上がり3ハロンのタイムが33秒3、3歳馬の阪神の1800mにおいてこれは非常に立派です。父オルフェーヴルも東京が合っていた馬ですし、前走から200m距離が伸び、直線も長い今回は、更にこの馬の力を発揮出来る可能性が高く、期待の1頭です。

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